Mies Van Der Rohe 120th -モダニズムの原点-
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関連書籍

A4変判上製 116頁 ・本体3500円+税
ISBN 4-306- 04468-8

近代建築としてのミースの建築思想と作品
近代建築をリードし、20世紀の巨匠として活躍したミース。
ミースはいかなる思想のもとに建築をつくってきたのか。
著者は、ミースの生涯を丹念に辿りながら、直弟子として間近で見聞きした
設計姿勢と手法がいかなるものなのかを考察し、その作品群が
現代に遺したものは何かを問う。

主要目次

はじめに
1. ヨーロッパ時代(1886-1937)
2. 近代建築の巨匠たち ライト、コルビュジエ、ミース
3. アメリカ時代(1938-1969)
4. ミースの遺産
年譜

SD選書204 ミース・ファン・デル・ローエ

D.スペース 著  平野哲行 訳

ISBN4-306-05204-4
四六判・280頁 本体2,000円+税

20世紀モダニズム建築の巨匠、ミースの建築家としての歩み、
人、作品と理論を、同時代の社会との関連付けに重点をおいて考察する。
ミースの建築哲学と建築形態の考え方を学ぶ上で、最も優れた入門書といえる。

主要目次

1.1886〜1918年 
2.1919〜1926年 
3.1927〜1937年 
4.1938〜1958年 
5.1959〜1969年

評伝ミース・ファン・デル・ローエ

フランツ・シュルツ[著]、澤村明[訳]

ISBN4-306-04470-X C3052
菊判、上製、416頁 ・ 本体5,500円

神話に隠された巨匠建築家の真実を探求する。
今では神話となっているミースの人生における、デザイナーとしての成長、
現代芸術に与えた衝撃といった疑問を、気鋭の美術史家にして評論家である
著者が膨大な資料から明らかにする。

主要目次

第1章 アーヘン:ドイツ帝国の青春、1886-1905
第2章 ベルリン:新世紀の課題、1905-1918
第3章 ヨーロッパ、廃墟からの出発:モダニストの挑戦と反発、1919-0925
第4章 好景気のワイマール、1925-1929
第5章 大恐慌、全体主義、そして芸術の危機、 1929-1936
第6章 出発と脱出、1936-1938
第7章 復活:ユートピアなきモダニズム、1938-1949
第8章 アメリカ:鉄とガラスの勝利、1949-1958
第9章 退場の唄、1958-1969

様々な視点からミースを語る評論書
ケネス・フランプトンを始めとする6人の論客たちが、独自の視点から語る
ミース評論集である。モダニズム建築の英雄ミースとその弟子たちの時代を
語ることにより、現代の建築潮流を再確認する。

主要目次

第1章:ルートヴィッヒ・ミース・ファン・デルローエ/D.スペース
第2章:ミースの作品におけるモダニズムと伝統について/K.フランプトン
第3章:ミースと高層建築――文通による歴史・イデオロギー・継承についての討論
     /C.F.オットー
第4章:洗練――ミースの文化を彼の筆にたどる/F.ダル・コォ
第5章:ミース・ミメシス・ミスリーディング――意味ある・意味ない/P.アイゼンマン
第6章:ミースとその弟子――テクストとしてのアメリカ建築とその読解/S.タイガーマン
付録:アメリカン・モダニスト列伝